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2型糖尿病Q&A【2型糖尿病って治りますか?】

最終更新日時:2021-04-05 13:31:07 
記事投稿日時:2021-04-05 06:17:16 

2型糖尿病って治るの?

注意
 
この「Q&A」は、2型糖尿病患者であるブログ管理人「しげ」が、治療実践のなかで感じてきた疑問点を、「Q&A」形式でまとめたものです。
 
私は医師でも医療関係者でもありませんので、このQ&Aに書くことが「医学的に絶対である」…とは主張しません。
 
「いち実践者の記録」として参考にしていただければと思います。
 

質 問:2型糖尿病って治りますか?

 
 2型糖尿病は「治ると言う人」と「治らないと言う人」がいますが、どちらが正しいのでしょうか。  
 

回 答:寛解はしますが、完治はなんとも言えません。

 
 「何をもって治ると考えるのか」という定義・視点が重要です。  
 
定義・視点については次の項目で書きます。
 
ところで「治るか・治らないか問題」について、ブログ管理人「しげ」(以下、「私」と記します)は、こう考えています。

  • 2型糖尿病は、寛解はしても、完治はしない。
  • ただし、2型糖尿病予備群や2型糖尿病発症まもない方においては完治もありえる(かも)。
 
2番目の項目で、「かも」と書いたのは、次の理由からです。
医師が書いた糖質制限に関する書籍のいくつかに「2型糖尿病予備群や2型糖尿病発症まもない方においては完治もありえる」のような記述があったからです。
 
ただし、私自身にその経験もなく、私の周りにいる知り合いの2型糖尿病患者で、そのような方もいません。
 
なので「かも」という、とても曖昧な表現をしました。
 
私が「2型糖尿病予備群や2型糖尿病発症まもない方」にアドバイスするとしたら…
 
「完治するかも」という医者の意見もある。すぐに糖尿病専門医を受診して治療を開始してください!」と言います。
 

補足1:2型糖尿病患者の実践体験から

 
 頑張って治療を続けて、もとの体に戻りたい…。  
 
2型糖尿病になった人は、ほぼ全員こう考えるるハズ、考えたことがあるハズです。
 
「もとの体」とは、フツーの人のように糖質大量喰いしても、血糖値が異常にならない体です。
 
「大盛りラーメンに餃子にチャーハン!」という炭水化物山盛りメニューを食べても大丈夫な体…。
 
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私も割と最近までは「2型糖尿病は絶対に治る!!」と信じて糖質制限を実践してきました。
 
そして、糖質制限実践5ヶ月目で「薬の服用から解放」されたのです。
 
これは、薬などに頼らなくても日常的には血糖値をコントロールできるという点で「寛解」です。
 
「寛解」とは「病気が一時的に寛(ゆる)くなり解(と)けたような状態」。
 
「寛解」は,「このまま治る可能性もあるし,再発する可能性もあるという状態」なのです。
 
まったく元の体に戻った・治ったという「完治」ではありません。
 
ちなみに、薬服用から解放された状態は「ドラッグフリー寛解」と言います。
 
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ところで…
2型糖尿病患者にとって一番のリスクは「将来の合併症の発症」です。
 
失明、足の切断、人工透析、脳梗塞・心筋梗塞、アルツハイマー…etc.
 
「ドラッグフリー寛解」は、「将来の合併症の発症がゼロになった」わけではありません。
 
血糖値のコントロールがいいかげんに戻ると、糖尿病が悪化し、合併症発症もあり得るわけです。
 
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さて…
「ドラッグフリー」を実現した直後の私は、「完治」と「寛解」の違いが、よくわかっていませんでした。
 
主治医から「薬は止めましょう」と言われたとき「治った!!!」と喜びました。
 
 「ドラッグフリー」  な私は、
 
 「これからは、糖質摂取による血糖値上昇はあまり気にしなくて良くなった」  と考えたのです。
 
ただし、
 「摂取糖質に無頓着になるのは、糖質摂取量と血糖値上昇の関係性を自分なりにしっかり調べてからにしよう」  とも考えました。
 
具体的には、「FreeStyleリブレ」と、「実際に採血して行う血糖値計測器」の両方を活用しながら、いろいろと実験しました。
 
「2型糖尿病患者は、摂取した糖質量(g)の2〜3倍、血糖値が上昇する」と言われています。逆に言うと、糖尿病でない健常者は、たらふく糖質を摂取しても、その摂取g数の1倍にも満たない血糖値しか上昇しないのです。
 
さて、いろいろな調査の結果、分かったことは…
 
私は「2〜3倍」の範囲で上昇します。
 
つまり、
 「ドラッグフリー」  になる前の「血糖値上昇」と、あまり変わりないのです。
 
これは…
 「ドラッグフリーになったからといって、インスリンの量と効き具合が大幅改善されたわけではない。血糖値コントロールを意識した飲食は、これからも必須だ」  
ということです。
 
表現を変えると、私の…
 「ドラッグフリー」  は、「完治ではなく」、「ドラッグフリー寛解だった」のです。
 
この時点で、いろいろ調べて、ようやく「完治」と「寛解」の違いを理解します。
 
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それでは、糖質制限で「どうしてHbA1cが適正値内に安定したのか?」ということですが、私の理解はこうです。
 

糖質制限スタート直前の定期検診での「HbA1cは8.9」。「腹囲100cm」、「体重75kg」。
 
そこから、数ヶ月間の糖質制限実践をするなかで、「腹囲80cm」、「体重64kg」。つまり、内臓脂肪が激減。
 
内臓脂肪激減が、インスリンの量と効きを、「多少」良くしたのです。
 
「多少」ではあるが、HbA1cには、それなりの効果を反映し、「ドラッグフリー寛解」に至った。
 

補足2:2型糖尿病の治療実践は主治医への相談・報告が必須!

 
 2型糖尿病の状態は人それぞれ。だからこそ治療実践においては、主治医への報告や相談が重要!  
 
2型糖尿病の状態は、発症まもない人、すでに合併症が出ている人などなど、ホント、人さまざまです。
 
そして、2型糖尿病の状態や合併症の症状により、目指すべき方向は変わってきます。
 
なので、2型糖尿病すべての人に「ドラッグフリー寛解」を目指しましょうというつもりはありません。
 
治療実践の主体はあなたです。だから、あなたが行う治療実践において、主治医に適宜、報告・相談することが肝要です。
 
私の場合は、糖質制限をやるにあたり主治医は両手を挙げて賛成はしてくれませんでしたが、きちんと報告はしました。
 
私は糖尿病専門医クリニックに通っています。そこには日本糖尿病学会から認証された糖尿病専門医がいて、そして、それをサポートする「糖尿病の知見がある看護師や栄養士など」がいます。
 
ということは、糖質制限を原則否定している日本糖尿病学会がトップにある医療体制ですので、患者が「糖質制限します!」と言っても、基本、「それはいいね、頑張ってね」という賛同はいただけません。
 
あくまでも治療の主体たる患者自身の自己責任です。
 
これは糖尿病専門医やクリニックが「悪い」という話ではありません。
 

まとめ:可能ならドラッグフリー寛解を目指そう!

 
 2型糖尿病、「ドラッグフリー寛解」はあっても、完治はしない。  
 
これが、告知から7年経った私の現在の理解です。
 
そのため、今後も楽しみながら血糖値コントロールを意識した食生活続けていきます。
 
血糖値コントロールのための食生活には、実践のなかで分かってきたいくつかのポイントがあります。
 
それらのポイントについては、後々のQ&Aなどで書く予定です。
 

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