記事投稿日時:2016-11-30 17:43:19
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当ブログへの来訪を、心より感謝します。
日々楽しく血糖値コントロールチャレンジをしているブログ管理人「ShiGe☆」です。以下、「私」と書きます。
私の例で、「2型糖尿病の治療プロセスの概略」をお示しします♪
また、私と同じ「2型糖尿病」であっても、症状の進行具合が違う方にとっては、私の取組が適切でない場合もあります。
糖尿病の治療実践(食事療法、運動療法、薬物療法)は、必ず主治医の元、行ってください。
目次
ブログ管理人が行っている「2型糖尿病」治療プロセスの内容
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「2型糖尿病」と診断されたら具体的にどのような治療を行うのか見ていきましょう。
治療は、病気の程度により違います。以下は、あくまでも私の例です。
ですから、これから書くことは「そういう事例もあるのか」と、概略を捉えていただくに留めてください。
具体的な治療実践は、あなたの主治医のもとでスタートしてください。
また、以下の記事に、もし不適切な記述などにお気づきの方がいらっしゃいましたら、ご指摘をいただければ修正したいと考えております。「問い合わせ」よりお願いします。
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治療プロセスにおいては、
- 「すべて医者に任せていればいのだ、言われたことだけをやっていればいいのだ」ということではないという理解が大切
つまり、あなたご自身の普段の行動が治療プロセスの結果を大きく左右します。なぜなら…
糖尿病専門医への通院は1〜3ヶ月に1度というサイクルになるでしょうから、治療プロセスとしては通院以外のほうが圧倒的に多いわけです。
つまり、
日常的な治療プロセスのメインは患者である、あなた自身に委ねられている わけです。
主体となる3つの治療プロセス
さて、「2型糖尿病」の治療プロセスのメインですが、次の3つが主体となります。
- 専門家の指導に基づく食事療法
- 専門家の指導に基づく運動療法
- 専門医の処方に基づく薬物療法
これらをうまく実践していくためには…
食事療法、運動療法の指導も、治療と併せてチームとして適時やっていただける糖尿病専門クリニックを選ぶことが重要
ではないでしょうか。
きちんとした糖尿病専門クリニックでは、看護師さんたちも糖尿病に関する知識と経験が豊富です。そういうところでは、専門医からだけでなく、看護師さんや栄養士さんからも、適時必要な助言を受けることができます。
他に大切な治療プロセス
また、「合併症を防ぐ、糖尿病の進行を押さえる」という観点では、他に次のような治療も必要です。
- 眼底検査等、定期的な眼科通院
- 歯周病治療・メンテナンス等、定期的な歯科通院
- 水虫などの足の病気の治療
糖尿病で一番怖いのは、症状進行に伴う合併症です。
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糖尿病が進行すると、眼底出血が起きて、ある日突然、目が見えなくなるということが起きてしまうかもしれません。その兆候を早く掴むためにも、定期的に眼科に通院して、眼底出血などを調べる眼底検査をすることが重要です。
また、意外に感じるかもしれませんが、歯周病と糖尿病は切っても切れない関係性があります。糖尿病の進行は歯周病を促進し、また歯周病の進行は糖尿病を促進させるというネガティブスパイラルな関係性です。ですから、定期的な歯科通院で歯周病治療&メンテナンスが必要になります。
そして、もうひとつ。糖尿病による深刻な合併症として、壊疽で足を切断ということがあります。そのためには、指先回りなどからバイ菌などが入らないようにすることです。この観点から、水虫はきちんと治療することが重要なのです。ただし、2型糖尿病患者が水虫の治療を行う場合、処方の選択肢によっては肝臓に害がある場合もあるとか。内科医との連携が重要です。
日々の治療では他に…
さて、話を戻して、治療プロセスについて、日々のなかでは
- 血糖値測定による血糖値コントロール
- 入念で効果的な歯磨きと口腔内ケア
すべての治療を繋ぐのはあなた!
※画像出典:自撮り
そして、 これが最も重要なこと です。それは…
「糖尿病手帳」などを通じて、内科医、眼科医、歯科医、薬剤師等の間の情報共有を繋ぐのは「あなたの役割だ」ということ。
つまり、糖尿病治療の一環として、通院しているのだということを、それぞれの機関にきちんと告げましょう。
ちなみに、ブログ管理人は通っている糖尿病専門クリニックで水虫の治療を行っています。
爪水虫な状態ですが、直接その治療をすると糖尿病治療との間に問題も生ずるということで、まずは、主治医の指導のもと、じっくり指などの水虫を治すことからやっています。
こういうことなども、別途、皮膚科に通院していて、「私は2型糖尿病です」ということを告げておかないと、問題を起こすのかもしれません。要するに、
「私は2型糖尿病です!」という切り口での各医療機関間の情報交換は患者自身がやらなくてはダメだということなのです。
実際に糖尿病手帳には、専門クリニックが書き込む以外にも、歯科医・眼科医などが書き込める欄があります。それぞれを受診した毎に、必要な記入をしてもらいます。
また受診の際には、例えば糖尿病専門クリニック通院の際には、受診スタートのときに「いついつに歯科と眼科を受診し、結果はこれこれでした」と報告するのが良いと思います。
調剤薬局で薬をもらうときにも、顔見知りの薬剤師さんに「今日の通院で結果はこうでした。いま体調こんな感じです。」と一言コミュニケするだけでも良いと思います。
極端な行為には注意しよう!!
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人間ドックで「2型糖尿病」と診断され、それで糖尿病専門クリニックで受診した初日、明確に注意を促されたことがあります。
それは、いきなり極端な行動をしないということです。
すなわち、
- 極端な食事をしない(なんの準備もせずに、いきなり炭水化物を全くとらないとか)
- 極端な運動をしない(これまでほとんど運動しなかったのに、いきなり運動しまくるとか)
ただし…
「極端な行動がダメ」というのではありません。 何の準備も知識もなく極端な行動をすることが良くない のです。
そういう準備も知識もない極端な行為は、目先、一時的に問題数値が良くなったりすることもありますが、他にゆがみが出たり、リバウンドしたりして、結局、かえって病状が悪化するというリスクがあるとのことです。
ですから、
1〜2ヶ月という短期間で糖尿病関連の数値を一気に好転させるということは、考えずに、じっくり構えて、準備をして、知識を蓄えて行動をしましょう。
もともと、長い長い自堕落な毎日の積み重ねで起きてしまった「2型糖尿病」。いまさらあせるな…ってことです(笑)。
ゆっくり、じっくり、そして楽しみながら、確実に病気と向き合っていきましょう。
もうひとつの治療行為(?)〜糖尿病を知る
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直接的な治療行為とは言えないかもしれませんが、そもそも「糖尿病とは何か?」ということをじっくり理解することも重要ではないでしょうか。
言葉を替えると、「このまま甘い誘惑(糖質の誘惑)に身を任せていたらどうなってしまうかをきちんと理解すること」です。
あるいは、「必要な通院を怠けているとどうなってしまうのか…」。
これらをきちんと理解することこそが、これから続く治療を、しっかりやりきるモチベーションのベースとなります。
- 専門クリニックの指導などを通じての理解&学習
- 書籍による理解と学習
- ネット活用による理解と学習
などなど。
糖尿病を取り巻く環境は、研究などにより日々変化しています。つまり、私たちは「糖尿病を知る」という行為を継続し続けることが肝要です。
まとめ
※画像出典:pixabay
この記事では、具体的な糖尿病治療プロセスがイメージできない方のために、ブログ管理人「ShiGe☆」の事例で概略をお示ししました。
当然、病気の程度によって違いは出てきます。ただし、「2型糖尿病」であれば、定期的に糖尿病のための通院(できれば専門クリニック)、そして、眼科、歯科などの通院が必要だ…ということなどは共通項でしょう。
そうそう「糖尿病手帳」の活用も忘れずにね。
また、治療プロセスの大半の鍵は、あなた自身が握るわけですから、主治医等の指導のもと、あなた自身が、食事療法、運動療法、薬物療法を確実に実践していくことになります。
さらに、これから続く治療生活をより正しく、そしてモチベーションを高く実践していくためにも、「そもそも糖尿病とは何か?」「なんのために治療をするの?」ということを学ぶことも、「治療プロセス」と言えるのかもしれません。
いずれにしても、糖尿病になってしまった場合、あなたの未来は決して暗いものではありません。いろいろな意味で、いままでよりも素敵な人生が送れるかもしれません。それは自分自身を見つめ直す機会を得たからです。
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- 本記事は、すでに削除した「ブログ管理人運用のブログの記事」をリライトしました。削除済みブログは「糖尿病(2型)治療ビギナーが、今後の生き方を考える」です
- アイキャッチの画像は、私が購入済みの画像です。