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『ホンネで話そう!糖尿病のABC』〜糖尿病若葉マークさんにお薦めの1冊

 

 本記事のサマリ 
一般的な糖尿病関連推薦図書ではなく、サイト管理人が何回も何回も読み返して、心から役に立っていると思うものを何冊か、推薦します。
今回は...

  • 『ホンネで話そう!糖尿病のABC』
 

まず宣告の日のことから...

糖尿病を宣告された人は、少なからずショックを受けます。「糖尿病のなんたるか」はよくわからないものの、なんとなくでも「糖尿病は結構大変な病気だ」との理解は大抵あるからです。そんな病気に自分がなってしまった...。
 
別記事で紹介する『患者さんとその家族のための糖尿病 治療のてびき 2017』(改訂57版)のなかに、こんな一節があります。

2型糖尿病の患者さんの半数近くが「自分が注意をしてこなかったから糖尿病になってしまった」という罪悪感を持ち、4人に1人が「人生で一番強いショックを受けた」と述べています。
 
1型の糖尿病の患者さんは、こころへの影響がさらに大きく、半数以上が「診断を受けて憂うつになった」、「糖尿病がこれから先の自分の人生に与える影響を考えて不安になった」と答え、「人生で一番強いショックを受けた」という方も40%ほどいました。
 
このように糖尿病と診断されたときには多くの患者さんがこころの動揺をきたします。今まで自分は健康だと思っていたのに糖尿病と告げられるのですから、嫌な気分になるのは当然です。
『患者さんとその家族のための糖尿病 治療のてびき 2017』から引用

 
サイト管理人「クロスケ」(以下、「私」と記す)も同じです。2014年9月22日、人間ドックの場で「2型糖尿病」を告げられたとき、とても強いショックを受けました。それと同時に「私は糖尿病のことを何も知らなかった!」ということにもショックを受けたのです。
 
いまさら悔いても仕方在りません。糖尿病になってしまったのは現実です。現実から目を背けても何も変わりません。なので、強いショックのまま、次の2つをとりあえずの行動として決めました。

  1. 今日中に、糖尿病専門医に行き初診を受ける。
  2. 今日中に、糖尿病の本を1冊購入し1度読み終える。

 
[1]の詳細は、今回の記事の本題ではないので、別記事に譲ります。簡単に進展を書くと、自宅近くに糖尿病専門医があることをネット検索で知り、人間ドックからの帰路、帰宅する前に初診を受けました。
 
次に本題の[2]です。
 
病院の帰路、電車を途中下車して大きな本屋に立ち寄りました。そして、糖尿病関連図書がある本棚の前で「糖尿病初心者にはお手頃な1冊だろう」というものを見つけて購入。自宅最寄り駅に着くまでに一度読み終えました。
 
なので、「糖尿病のなんたるかの概略は頭に入った状態」で、糖尿病専門医の初診を受けることができました。本を一読していたおかげで、糖尿病専門クリニックの医者や看護師さんが説明してくれることをよく理解できました。
 
そして、この本については、数え切れないくらい繰り返し繰り返し読みました。治療4年目に突入している今でも、ときどき読んでいます。つまり、この本は、私の糖尿病治療においては、次の2点で大変役に立っているのです。

  • 合併症を含め糖尿病の概略と治療の方向性が判る。
  • 治療を継続するという動機づけにつながる。

 
なお、「必要な本の見つけ方」については、別途記事を書きます。

『ホンネで話そう!糖尿病のABC』

まず、本のプチ情報から。表紙を載せたいのでAmazonを活用します。

  • 副題:医者にかかる前に知っておきたい、これだけのこと
  • 著者:医療法人康寿会加藤内科医院院長 加藤寿夫
  • 価格:1,404円(税込み)
  • 発刊:現代書林
  • 出版:2014年1月22日初版第1刷

Amazonサイトから紹介文を...。

ベテラン専門医が糖尿病治療の最新情報をやさしく解説。
基礎知識はもちろん、この病気との長期に渡る「上手なつき合い方・コントロールの仕方」を詳述します。
「必要悪」といった間違ったイメージが先行しがちな「薬物療法」も、医薬の進歩で今や無視できない「頼れる選択肢」の1つ。
糖尿病治療薬に関する最新の知見も満載です。

(アマゾンサイトの紹介文から引用)

目次概略

次に、目次の概略です。本当なら目次をすべてここに載せたいのですが、目次も著作権があるようなので、目次の概略のみとします。

  • 序章・糖尿病をめぐる今<2013年>
  • 第1章 糖尿病とわかったら、まずしっかり向き合おう
  • 第2章 知っているようで知らない糖尿病の基礎知識
  • 第3章 糖尿病の怖さは、放っておいて起きる合併症
  • 第4章 付き合わざるを得ないなら、上手に付き合おう
  • 第5章 薬物療法を必要悪のように考えるのは昔の話
  • 付 則 糖尿病にまつわる検査のいろいろ

 
この本の主旨は、目次にも十分に表現されています。それは...

  • 糖尿にかかってしまった若葉マークの患者を、しっかりと病気に向き合わせること、そして、上手に付き合う方法を提示し、治療の動機づけを与えること。

だと、私は理解しています。目次の「第1章」「第3章」「第4章」のタイトル文言にもそれは出ていますね♪

サイト管理人が思う、この本のいいところ♪

それでは、補足的に、この本のいいところをアトランダムに書きます。

糖尿病治療若葉マークに必要十分な知識

糖尿病、とくに、「2型糖尿病」は自覚症状がないまま進行し、なんらかの問題を自覚したときには「合併症」が進んでいるということも多いのです。合併症が重症化すると死に直結することもあるのです。
 
つまり、「糖尿病治療若葉マーク」(以下、「若葉マーク」と記す)にとって、まず理解すべきことは「糖尿病の怖さ」です。この本では冒頭の第1章、そして、第3章で、糖尿病合併症の怖さを展開しています。若葉マークにとって、目を背けたくなるかもしれませんが、「糖尿病の怖さ」を正しく理解することが、糖尿病治療の強い動機づけになるので、「合併症の理解」はとても重要です。
 
この本では、この「合併症の怖さと知識」からはじまって、「3つの治療の概略」、「糖尿病治療で用いる薬物の知識」などが必要十分に提示され、理解することができます。
 
糖尿病治療スタートしそれを継続するにあたって、糖尿病についての必要十分な知識を理解することはとても重要なのです。

付則の「検査のいろいろ」もなかなか

糖尿病治療をスタートすると、とにかくいろいろな検査をします。自分で血糖値を測定したりもします。そして、検査のそれぞれをそこそこ理解していないと、つながりも判らないし、不安になります。
 
なので、この本にある「付則 糖尿病にまつわる検査のいろいろ」を読んで理解しておくことは、治療にきちんと向き合う上でも重要だと理解しています。

3つの治療について理解を深める

糖尿病の治療は、食事療法・運動療法・薬物療法の3つで構成されます。そして、このそれぞれについて、概略をしっかり理解することが、「正しい治療を継続するため」には重要なのです。
 
この本では、この3つにいて「第4章」で扱っています。私は、この3つの療法説明のなかでも特に「薬物治療」が役に立ちました。つまり、自分が処方されている薬がどういうものなのかという理解ができたからです。
 
糖尿病治療の主体はあくまでも患者です。食事療法と運動療法が糖尿病治療の要になるので、この2つの理解はとても重要です。また、薬物治療についても、処方は医者であるのですが、それがどういう薬かを理解しておくことで、処方に伴う緊急事態などに対処することができます。服用する薬の知識がないままでいると、低血糖などの緊急事態を引き起こす場合もあるからです。
 
ちなみに、私は治療スタート時から「DDP4阻害薬」を処方されています。これは低血糖は起こしにくい服用薬です。この3年あまりで、同じ「DDP阻害薬」でも次のような変遷をしてきました。

  • ジャヌビア 50mg、1日1回服用
  • ジャヌビア 25mg、1日1回服用
  • ザファテック 50mg、1週間1回服用

 
実は...低血糖を起こしにくい「DDP4阻害薬」ですが、私は何回か低血糖を経験しています。詳細は別記事で...。

まとめ

今回は糖尿病治療若葉マークさんに特にお薦めな本
『ホンネで話そう!糖尿病のABC』 (加藤寿夫著)
を紹介させていただきました。
 
この本は、何回も読んでいますし、治療4年目に突入した今も、ときどき読んでいます。
 
※アイキャッチ画像の出典:pixabay  

  • 『カーボカウントナビ&ナビ2』〜糖尿病若葉マークさんにお薦めの1冊
  • 『糖尿病食事療法のための食品交換表』〜糖尿病若葉マークさんにお薦めの1冊
  • 『患者さんとその家族のための糖尿病治療の手びき2017』〜糖尿病若葉マークさんにお薦めの1冊
  • 『ホンネで話そう!糖尿病のABC』〜糖尿病若葉マークさんにお薦めの1冊
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